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数字系資料 References of Numerals

目次 index
 • 命数について
  • 概要 Overview
  • RosettaCalc
ここでは数字系の資料をまとめています。
右側の目次でクリックすると、説明箇所へジャンプします。
下のリンクは該当する資料を表示します。
資料 References
 ● 命数の一覧表(言語別) Linguistic Numerals
   • 命数の一覧表(巨大数)
   • 仏典(華厳経)の数詞  Avatamsaka Sutra
 ● RosettaCalc 付属 pdf より抜粋
   • 数字 Digits (十進式記数法)
   • 漢字文化圏 Sinosphere (CJKV:中日韓越)
   • 記数法1記数法2
    • ローマ数字 Roman • 点字数字 Braille • アリヤバータ数字 Aryabhata
    • エーゲ数字 Aegean • エジプト・ヒエログリフ数字
 Egyptian Hieroglyph
 • カタパヤーディ数字 Katapayadi
    • ギリシア数字 Greek • ドラヴィダ系数字 Dravidians
    • コプト数字 Coptic • エジプト系数字 Egyptians • ワラング・クシティ数字 Warang Citi
    • ゴート数字 Gothic • コプト・エパクト数字 Coptic Epact • パハウ・フモン数字 Pahawh Hmong
    • グルジア数字 Georgian • ルーミー数字記号
 Rumi Numeral Symbols
 • メンデ数字 Mende Kikakui
    • アルメニア数字 Armenian • 算木数字 Counting Rods
    • キリル数字 Cyrillic • 楔形数字 Cuneiform[[ 資料 ]] • マヤ数字 Maya
    • グラゴル数字 Glagolitic • 古代ペルシア数字 Old Percian • エトルリア系数字 Etruscans
    • ゲエズ数字 Ge'ez • 古代アラビア系数字 Old Arabians • 英語(記数法) English Numeration
    • ヘブライ数字 Hebrew • レバント系数字 Levantines
    • アブジャド数字 Abjad • ブラーフミー系数字 Brahmis
   • 進法
    • 基数法(n進数) Radix
    • 2・8・10・16進数(補数対応・進法入力対応) RadixComp
 ● 外字ファイル ダウンロード
   • RosettaCalc 付属 特定外字 外字ファイル

命数について Numerals

概要 Overview

命数とは、数値につけられた名前「数詞」を用いて数をあらわす方法「命数法」で扱われる数値(数詞)のことです。

命数は言語ごとに異なるもので、命名された値も範囲も、言語によって様々です。
また同じ命数でも、時代や地域などにより、表現する数値が異なる場合があります。
1から9までの数字をあらわす数詞も命数ですが、ここでは10の乗数による十進法の位取り命数についてまとめました。

ここでは江戸時代に中国から導入されアレンジされて日本語に定着した2種類の書き方と
その一種を導入した朝鮮語の書き方、および日本語が参考にした中国での古代から現代までの数種類に加え
古代中国の書き方をアレンジした近代までのベトナム語での漢字(チュノム)を使った書き方や英語系、
さらに古代において中国語の命数に影響したインド系の命数などを、数値の大きさを揃えて一覧できるようにしています。

	● 命数の一覧表(言語別) Linguistic Numerals を見る

このうち、さらに続く巨大な値の表現として、古代中国の「上數」や、英語の巨大数については、次の一覧にしています。
(【ご注意】 行数にして3万行以上あるため、表示に時間がかかります。英語については無限に続くため途中までです。)

		● 命数の一覧表(巨大数) を見る

「仏典の数詞」につきましては、「Wikipedia:命数法」や「無量大数の彼方へ」を参考にさせていただき、さらに
原典の華厳経も参照して、原文の中国語(繁体字)での表記や 朝鮮語(ハングル)での表記、値の計算方法も含めた
補足的な資料を用意しています。

		● 仏典(華厳経)の数詞 を見る
				日本語での「命数の読み方」につきましては「無量大数の彼方へ」をご参照ください。



ちょっと脱線

  ちなみに(表にも載せていますが)10の100乗(10¹⁰⁰)は Googol(グーゴル) とも呼ばれます。
  よく知られた話ですが、この命数は スペルミス(綴り間違い)が元で 検索大手 Google(グーグル) の社名の由来になっています。

  さらに余談ですが、検索大手といえばもう一方の雄、Yahoo!(ヤフー!) を置いておくわけにもいきません。
  こちらは命数とは関係ありませんが、社名の由来としては3つほどあるようですね。

  1番目はよく考えたなぁと思いますが、ちょっと後付け的でコジ付けめいたような印象があります。
  2番目の、スウィフト作「ガリヴァー旅行記」に出てくる獣の名前、またそれから派生して
  獣のように粗野な人間、という意味だというのは、我が家の 英和辞典 などを引いても載っています。
  3番目の「ヤッホー!」は、最後に[!]が付くことからも、自分的にはイチ推しなのですが、どうでしょうか。
  広大なインターネット空間に呼びかける、響きわたる声、とでも申しましょうか。

  ヤッホーは世界的に使われるようで、元はドイツ語の Johoo / Juhu のようです。そういえば「アルプスの少女ハイジ」もドイツ語圏のお話でしたね。
  アルプスみたいな山岳地というか高地に行くと こだま(やまびこ)が返るのを期待して つい叫びたくなるのは 人類共通の習い性みたいなものかもしれません。

  その英語圏での用例、になるのかわかりませんが、70~80年代に流行った、Kool & the GangCelebration という曲があります。
  コーラスというか 合いの手というか、Ya-hoo! が 歌より先に入ってきますから、まぁ聴いてみてください。聞いたことあるという方も多いと思います。
  

  ヤッホーの語が日本に入ってきたのは いつ頃のことなのか、よくわかりません。映画あたりが出元じゃないかという気もしますが
  こういう歌もありますね。NHK「みんなのうた」で60年代に紹介された、スイス民謡「おおブレネリです。
  
  おお、スイス民謡なら、ズバリ、ハイジと同じ ドイツ語圏ではないですか。(日本語の訳詞は英語からで昭和24年頃だそうです。詳しくはこちら
  個人的に 以前は COBOLer だったので FORTRAN は使ったことありませんが、替え歌の「ヤーッホー、フォートランランラ」は歌っていました。(^^;

  ブレネリさんのお家はスイスのきれいな湖水のほとりにあるそうなので、ひょっとすると この曲で歌われた事件を目撃しているかもしれません。
  ご存じ Deep PurpleSmoke on the Water です。ザッパ御大や湖畔カジノ炎上事件の映像も入っていますね。
   
  詳しくはこちら。有名な話だと思っていたのですが、ここまで解説をいただくと、ホント有難いです。(右側 は日本語(直訳)で楽しみたい方向けです。)

  あっすみません、脱線しすぎ。。。

  ヤッホーに話を戻しますと、こちらは 小坂一也 さんが歌った「青春サイクリングという曲です。
  これにもヤッホーがたくさん出てきます。やはり おっちゃんが生まれる前ですなぁ。
  
  暗い戦後を銀輪を駆って明るく駆け抜ける、希望に満ち溢れた曲調ですね。昭和32年、古賀政男先生作曲。すばらしい。
  特にイントロなんかは、古賀先生が所属されたというマンドリンクラブあたりで、大勢で合奏しても映えると思います。

  おっと、戦後日本が誇る 不世出の一大歌手を忘れるところでした。ヤッホーといえばこちらも外すわけにはいきません。
  美空ひばり さんの「あの丘越えて は映画の主題歌からだったんですね。昭和26(1951)年だそうです。デビュー2年目、14歳くらいですか。
  
  Wikiによれば、この時点ですでにシングル23枚目。恐るべしですね。この映画で鶴田浩二さんと共演、デュエットもしています。なるほど。(笑)
  ところで歌詞中の「アオの背中に眼をさまし」のアオは「馬」のことを指す語なんですね。馬の「名前」じゃないですよ。知ってますよね。失礼しました。

  ちなみに 小坂一也さん歌唱の「青春サイクリング」は「青春歌年鑑」シリーズですと「戦後編5」に入っておりました。(黄色、ディスク2の5曲目)
戦後編1戦後編2戦後編3戦後編4戦後編5戦後編6

  ついでに その他の曲が収録されている CD も挙げておきましょう。(洋楽のみ複数)
Kool & the GangみんなのうたDeep Purple王様美空ひばり

  そういえば Deep Purple の Live in Japan(海外では Made in Japan)、ジャケ写は日本武道館ですが、録音は大半が大阪フェスティバルホールだそうで。
  Smoke on the Water(略称スモコン。笑)の出だしで 会場の手拍子が 頭打ちを含んだ8ビートになってしまったので、リッチー先生が一旦スローダウン、
  ギターで ガッ、ガッ、と4回だけ刻んで 皆をまとめ、そのまま4拍子(バックビート)に持っていった場面は、何度聴き直しても感心します。
  (わかりにくいと思われる方は 音源を聴きながら 観客と一緒に 実際に 手拍子を打ってみるとわかるかもしれません。音楽は[やってみる]ことも大事です。)
  演奏する側が日本人だと 意外に無頓着というか ノリにまかせて 器用に演奏し続けてしまいそうなところですが、やっぱり演りにくかったんでしょう。笑
  まだロック黎明期にあった1972年当時の日本を垣間見る思いもあり、緩急自在な「アート・ロック」実演の記念碑的作品でもあり。名盤です。

  武道館関係でいえば、チープ・トリックの「at Budokan」(1978) も、ほとんどが大阪厚生年金会館だそうですね。これも名盤。
  日本独特の「黄色い歓声」は BCR (Bay City Rollers) 辺りからか、昨今の[ジャニーズ系]でも変わりなくて、なんか好きです。
  ビートルズの日本公演(1966)が 世界ツアーの日程から梅雨時期の来日(6/30-7/2)となり 屋根のある大会場を必要としたため
  反対を押し切った形で使って以来 [BUDOKAN] は 国内外の音楽系アーティストが目指すステイタス・シンボルとなるワケですが
  (このとき日本だけ「立ったり騒いだり禁止」でワリと静かだったのでビートルズ自身が演奏レベルの低下に気づいたという)
  円形に近い会場の造り(武道館は八角形)は「音が回る」ため、長きに渡り「録音には不向き」とされてきました。

  劇場風な造りだと 音響のことは設計段階から考慮されていて 吸音材とか音響反射板とかは当初から設置されているワケですが
  そもそも武道館は 東京オリンピック(64)の柔道の競技会場で、1階フロアの内壁なんて「コンクリート打ちっぱなし」ですし
  東京ドーム(87)にしたって 音響的な手当てがされるのは Rolling Stones の初来日(90)以降のこと。(大規模改修は2016-17年)
  それを考えると、Bob Dylan のライブ盤「AT BUDOKAN」(78) も、ひょっとして…というのは 私の考え過ぎでしょうか?
  (あらためて見比べてみると、タイトルは 大文字小文字の違いこそあれ、文字の配置から書体の印象まで おんなじだぁ。笑)


  では今回の脱線はこの辺で。話を命数のところまで戻すことにしましょう。(ネタが尽きたらしい)


RosettaCalc
これらの巨大な命数は、当サイトの「RosettaCalc」を使うと、電卓としての数値入力だけで、簡単に表現できます。
もちろんこれらの巨大数を使って四則演算などの計算をおこなうことも可能です。

(インド系の命数、古代中国の上數・下數の表現、および仏典の数詞などを除く。英語の巨大数にはgoogol系以外で対応しています。) RosettaCalc
概要を見る
インストーラ [ RosettaCalc_Install.exe ] を zip圧縮形式 で ダウンロード 
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