インストーラ は、各アプリの設置作業をお手伝いします。
目次 index
• インストーラの役割
• 圧縮ファイルの展開(解凍)
• インストーラを起動する
• インストーラによるインストール作業
• (補足)外字を利用するアプリの場合
インストーラのダウンロードが必要な場合は→ こちら もご利用いただけます。
当方が提供し実際に動作する各アプリ自体は「プログラム」と呼ばれる実行形式のファイル(.exe)です。
各アプリの設置場所は一般に「C\Program Files」となりますが、各アプリの動作は
データの種類や保存場所のフォルダ構成など、様々な要件が複雑に絡み合って初めて実現されるものです。
これは各アプリの個性あふれる特徴的な動作を実現するためには欠かせないもので、一箇所でも欠けたりすれば
アプリは正しい動作ができなくなるため、起動すらできなくなる場合もあります。
インストーラは、各アプリ本体の設置と併せて、アプリの動作に必要な要件や付属的な機能を、半自動的に整える役割も持ちます。
また、各アプリを起動する際に必要となる、システムメニューへの登録には、管理者権限が必要です(Windows XP を除く)。
これら一切の面倒な作業を、なるべく一気にやってしまおうというのが、インストーラの仕事・役割です。
それ以前の問題として、一部の Windows XP / Vista / 7 の各システムで、インストーラや各アプリが動くための「前提」となっている
[Service Pack] や [.NET Framework 4] など 動作環境の整備が必要な場合につきましては「Windows XP 向け設定」を参考にしてください。
(Windows 10 / 8(8.1) では、システムの初期状態において [.NET Framework 4] などの環境がすでに揃った上で提供されているため、問題ありません。
なお、Windows XP よりも古いシステム(Windows 95,98,Me,NT,2000 等)は、当方作成アプリの動作の対象外となっております。ご了承ください。)
当サイトからダウンロードされるのは、インストーラが入った [zip形式] の圧縮ファイルです。 インストーラのダウンロードが必要な場合は→ こちら もご利用いただけます。 基本の設定では、フォルダの黄色っぽいアイコンに「ジッパー」(チャック)が付いたような図柄になっています。 (ファイル名末尾の拡張子[.zip]は、ご利用のシステムの設定によっては見えないようになっていることがあります。) ダウンロードした [zip形式] の圧縮ファイルは、Windows に圧縮/解凍ソフトをインストールしていない場合でも 右クリックから「すべて展開(T)...」を選んで、次のような操作をすれば、展開(解凍)できるようになっています。 (圧縮/解凍ソフトを別途インストール済みの場合には、圧縮ファイルのアイコンの図柄が変わり、ダブルクリック等で一発解凍できる場合もあります。 圧縮/解凍ソフトを入手したい場合は→ こちら などのサイトをご活用ください。) 展開(解凍)の手順 (圧縮/解凍ソフトの無い場合。例示の画像には Windows Vista を用いています。)
フリーウェア (例:[dNetFontViewer]) | シェアウェア (例:[ColorCode Resercher]) | |
↓(zip圧縮ファイルを右クリックして「すべて展開(T)...」を選択すると、次のように別画面が開きます。)↓ | ||
↓(「展開」ボタンを押すと新規にフォルダが追加され、その中に解凍されたインストーラが展開されます。)↓ | ||
(インストーラのアイコンの右下に付いている「盾のマーク」は、管理者権限が必要になる処理であることを示しています。) (Windows XP の場合はセキュリティが緩いため、盾のマークの表示はありません。) |
圧縮ファイルを展開した中に入っている各アプリのためのインストーラは、実行型ファイル([.exe]形式のプログラム)です。 一般のアプリと同様、ダブルクリックすれば起動を開始できます。(右クリックから「開く」を選択しても同様。) (ファイル名末尾の拡張子[.exe]は、ご利用のシステムの設定によっては見えないようになっていることがあります。) どのアプリの場合も作業の手順としては大差ありませんが、近年のウイルス対策/セキュリティ対応要請の高まりから インストーラが起動する際には、Windows システムの持つ「SmartScreen」機能や「ユーザーアカウント制御」(UAC) により ユーザー自身による厳格な承認の判断が求められるようになっていますので、その点についても説明を加えておきます。 (「ユーザーアカウント制御」(UAC) の承認は、Windows の設定を変更すれば、常に無効にすることも可能ですが このことは「セキュリティレベルを下げること」に他ならないため、当方ではお薦めしておりません。 また、開発者側がデジタル署名など費用を負担することで UAC を回避する方法もあるようですが、当方は個人で運営しており 現状では費用の負担はできかねるため、対応しておりません。お手数をお掛けいたしますが、何卒ご了承ください。) インストーラが起動を開始する際の動作は、Windows システムの持つ セキュリティレベルにより、多少異なります。 (Windows XP の場合はセキュリティが緩いため、以下の [Smart Screen]と[UAC] の処理はありません。) ここからしばらくは全アプリ共通の操作となります。(画像の例には [ColorCode Researcher] を用いています。)
Windows 10 / 8(8.1) の場合には、まず「SmartScreen」機能が働くようになっており 「詳細情報」の箇所をクリックすると表示される「実行」ボタンをクリックしない限り、先には進めないようになっています。 その次に画面が暗転して「ユーザーアカウント制御」(UAC) による管理者権限の付与(インストールの許可)が求められます。 | ||
Windows 10 の場合 (SmartScreen) | Windows 8.1 の場合 (SmartScreen) | |
([詳細情報]をクリック後)↓ | ([詳細情報]をクリック後)↓ | |
([実行]をクリック後)(UAC) ↓ | ([実行]をクリック後)(UAC) ↓ | |
Windows 7 / Vista の場合には、(「SmartScreen」機能自体が無いため)すぐに画面が暗転して 「ユーザーアカウント制御」(UAC) による管理者権限の付与(インストールの許可)が求められます。 | ||
Windows 7 の場合 (UAC) | Windows Vista の場合 (UAC) | |
以下、当方作成アプリのインストーラは、フリーウェアとシェアウェアとに大別できるため、分けて説明します。
作業の手順 (画像は Windows Vista の場合です。)
フリーウェア (例:[dNetFontViewer]) | シェアウェア (例:[ColorCode Resercher]) | |
インストーラが起動して表示される初期画面は、各アプリごとで図柄や説明が異なりますが、おおむね上のようなものです。 | ||
このとき、過去のインストール状況に応じて、次のようなメッセージが前面に表示されることがあります。 | ||
右側の画面で旧バージョンを保持したい場合は処理の対象外ですが、それ以外なら次へと進むことができます。 なお、ソフトウェアアップデート等の場合は次のようになります。右側はシェアウェアが登録済みだった場合です。 | ||
ソフトウェアアップデート等の場合もインストーラを使っておこなう「再インストール」となりますので 「バージョンアップ」(はい)か「クリーンインストール」(いいえ)かの、どちらかを選びます。 この選択はあとで選びなおすこともできます(後述)。選択後は、インストーラの初期画面に戻ります。 | ||
「次へ」を押すと画面が変わりますが、せっかくですので 次へ行く前に「ReadMeを開く」のボタンもありますので確認しておきましょう。 | ||
「ReadMe」は「はじめにお読みください」の文書で、下段部分で「TermsOfUse」(利用規約)も選択できます。 画面右下にある上下の三角印を使えば文字の大きさを調整できます。 では元の画面で「次へ」を押したとして次の画面へ進み、説明を続けます。 | ||
画面上部の「現在地点」に表示があるとおり、初期画面を除けば、画面は4段階に分かれています。 ここでは利用規約をスクロールして内容をご確認ください。(フリーウェアとシェアウェアでは内容が異なります。) 読みづらい場合は「別画面で開く」を押せば、前出の「ReadMe」の画面で「TermsOfUse」が選択されて開きます。 ここでは画面左下でチェックを入れると次へ進めるようになっています。 | ||
ここではアプリの設置場所を指定できます。(一般的には「C\Program Files」で大丈夫ですが、変更もできます。) アプリ本体に付属する関連ツールも紹介しており、その数はフリーウェアとシェアウェアとで異なっています。 (個々の関連ツールは、システムメニューに登録される歯車アイコンの [TOOLs] から開くようになっています。) | ||
ここでは追加的なオプションを選べます。(おもに起動用の各種ショートカットの作成) 左下のチェックは、前出の「利用規約」で見たチェックとは機能的に異なりますので、ご注意ください。 標準的な設定になるよう、あらかじめチェックを選んで入れてあるので、このまま「次へ」を押しても大丈夫です。 | ||
(なお「GaijiSupporter」「RosettaCalc」「UniCharFinder」については「外字ファイル」が付属するため 上で示した画面の中に外字オプションの追加があります。下記「(補足)外字を利用するアプリの場合」をご参照ください。) | ||
では「次へ」を押したとして説明を続けます。 新規インストールの場合はとてもシンプルです。 | ||
この画面で「OK」を押すと、実際のインストールの処理がおこなわれ、進行状況が表示されます。 | ||
インストールの作業自体は迅速に処理され、次のようなメッセージが出て終了です。 | ||
このメッセージでは「再インストール」となっていますが、これは状況により異なります。 フリーウェアのメッセージは簡潔なものです。一方、シェアウェアでは利用期限の通知が含まれています。 | ||
ちなみにソフトウェアアップデート等で再インストールする場合は、処理を開始する直前の段階で 冒頭でも選択した バージョンアップ/クリーンインストール の処理の「選びなおし」ができるようになっています。 | ||
必要があれば選び直してください。下段で「OK」を押せば処理が開始されます。 | ||
最後のメッセージは次のようになります。 | ||
最後に、ここで「はい」を選べば、インストールが完了したばかりの アプリ本体を起動することもできます。 以上でインストールは終了です。 |
「GaijiSupporter」(フリーウェア)、「RosettaCalc」「UniCharFinder」(シェアウェア)については 「外字ファイル」が付属するため、次のように黄色で強調されたオプションが追加されています。 | ||
フリーウェア 「GaijiSupporter」 | シェアウェア 「RosettaCalc」「UniCharFinder」 | |
さらに、サンプルの外字ファイルが新規に追加される場合には それにリンクするフォントの選択画面(下図)が追加されます。 | (上図:RosettaCalc) (下図:UniCharFinder) | |
「GaijiSupporter」では外字を利用することが主目的ですので サンプル外字のインストール時には必ずリンクを設定します。 対象フォントは「MS Pゴシック」などが良いでしょう。 | 上のシェアウェア2本の主目的は外字の利用ではありません。 外字リンクの設定は専用の付属アプリであとから可能なため インストール時における外字リンクの設定はありません。 | |
このあとは 上記と同様 です。 |
CLARKsan (クラークさん)は、お使いのモニタ画面を「暗~く」します。 CLARKsan : darken your monitor screen. ("darken" in Japanese is "kuraku".) [ダウンロード] | |
dNetFontViewer (ディーネットフォントビューワ)は、各種フォントの対応状況を確認できます。 dNetFontViewer : can check the correspondence status of various fonts. [ダウンロード] | |
GaijiSupporter (外字サポーター)は、外字の管理をサポートします。 GaijiSupporter : supports your management of EUDC - PUA external characters. [ダウンロード] | |
HAKARUsan (ハカルさん)は、お使いのモニタ画面を計測します。 HAKARUsan : measures your monitor screen. [ダウンロード] | |
RcmFntDLDer (推奨フォントのダウンローダ)は、当方推奨の各種フォントをダウンロードします。 RcmFntDLDer : downloads various recommended fonts. [ダウンロード] |
ColorCode Researcher (カラーコードリサーチャー)は、色彩の数値を調べます。 ColorCode Researcher : checks the value of the colors. [ダウンロード] | |
Frame Capture (フレームキャプチャー)は、画像キャプチャ用のソフトウェアです。 Frame Capture : a software to capture images inside of the frame. [ダウンロード] | |
RosettaCalc (ロゼッタカルク)は、多言語・多桁計算・記数法表現も可能な電卓ソフトです。 RosettaCalc : a calculator for multi-lingual digits, large numbers, or ancient numerals. [ダウンロード] | |
UFOcursor (UFOカーソル)は、マウスカーソルの位置付けを支援します。 UFOcursor : supports to positioning the mouse pointer for handicapped persons. [ダウンロード] | |
UniCharFinder (ユニキャラファインダー)は、Unicode文字の調査用ソフトウェアです。 UniCharFinder : checks all of the Unicode characters. [ダウンロード] |
occhanns_Installers 上記10個のインストーラが ひとつの zip圧縮ファイルに入ったものです。ダウンロードおよび解凍が一度で済みます。 occhanns_Installers : These abobe TEN installers are in one zip package. [ダウンロード] |